それは風のようにやって来る。

「うーいっはるっ」
「え?」

 災いと呼ぶには程度が軽く、しかし被害者の側からすればまったき災禍でしかない行為は、屈託なく笑うセミロングの少女、佐天涙子にとってただの挨拶代わりに過ぎない。

「ひゃぁぁぁぁぁぁ!?」

 勢いよくめくり上げられたスカートが宙を舞い、ふわりと元の位置に戻る数秒の間に、花飾りの少女はようやく状況を理解して悲鳴を上げる。

 一方佐天は友が放つ飴玉を転がしたようなかわいらしい叫びを涼しい顔で聞きながら、眉の上に手のひらをかざすジェスチャーをしながら、おお、と唇をわずかにすぼめて感嘆の吐息をついた。

「今日は白と黒の縞パンかー。こいつは新顔だねー」

 あっけらかんとした態度で平然と言ってのけるところを見ると、誰彼構わず犯行に及んでいると思われても仕方のない所業であるが、今のところはたった一人、すなわち遠目には花瓶を乗せているように見える生花の束でできた髪飾りを頂く、第七学区立柵川中学に通い風紀委員(ジャッジメント)に所属する一年生、初春飾利のみが標的となっていた。

「もう、佐天さん!」

 初春はスカートを下腹部に押しつけるような態勢を取りつつ頬を膨らませるのだが、抗議の声などどこ吹く風、少しもこたえていないとわかる元気のいい挨拶が返って来る。

「やっほー」
「やっほー、じゃありませんよ。まったく」

 花飾りの少女は喉まで出かけた山ほどの文句を飲み込むと、眉根を寄せつつ、うー、とうなった。
ほとんど毎日と言っても過言ではないくらい頻繁に公衆の面前でスカートめくりをされる立場になってほしい、と心底願っているものの、いくら怒ってみせたところで、あるいは口酸っぱく注意したところで怖ろしい事に何の抑止力にもならないのだ。
それならばせめて場所を選んで欲しいところであるが、そんな台詞を口にすれば最後、スカートをめくるという行為そのものを認めたことになってしまうため、実に悩ましい。

 こうした思いを斟酌するどころかそもそも気づいてすらいないとしか思えないセミロングの少女は、初春の警戒レベルが下がったと見るや再び魔の手を伸ばす。

「それ、もう一丁!」
「きゃー!」

 なお、この日女子中学生のパンティーを目撃したラッキーな歩行者は十人足らずだった。


「佐天さんなんて、もう知りません」

 現在これといった事件が起きていない事に加え、他のメンバーがパトロールに出ているためか第一七七支部はのんびりとした雰囲気に包まれていた。
今日はパソコンを使っていないためブラインドは全開で、ギラギラとした陽光が射し込んでいる。

「そう怒らないでよ初春。ね、肩を揉んであげるから」
「要りません。大体、人前でめくらないでくださいって、何度も言ってるのに。少しは反省してください」
「反省、してるよー? ほら、私の顔を見ればわかるって、初春ぅ」
「駄目です。まったく反省しているようには思えません」
「そんな事ないってば、ほら、こっちを向いてよハニー」

 猫なで声で身をすり寄せてくる佐天に対し、椅子に座っていた花飾りの少女は全身でそっぽを向いた。
一度、厳しい態度で臨まない限りは彼女の暴挙は止まらないと踏んでの措置である。

 しかし、佐天涙子の気持ちはこれしきのことで折れはしない。
鳴かぬなら、鳴かせてみせようホトトギス。
振り向かないならば、振り向かせればいいのだ。

「じゃ、肩を揉むよ」
「……どうぞ」

 実のところそれほど腹を立てているわけではない初春は、再びの申し出をつい承諾してしまった。
気のいい彼女にとって無視という行為はハードルが高いもので、こういう風に迫られてしまうと断りきれない。

「さ、初春。力を抜いて、楽にして。痛くしないから平気だよ。それとも、ハードな方がいい?」
「へ、へんな事を言わないでください」

 耳元でいかがわしい台詞をささやかれた花飾りの少女は、わずかに頬を赤く染めて唇をとがらせた。
この年頃になると実体験はなくとも兄弟や先輩からあれこれと聞いて得た知識をつい口にしたくなる。
いけない事イコール大人の世界の出来事という認識があるのか、『ねえ、知ってる?』と、最初は恥じらいつつ話をしている子も次第に大胆なことを言い始めるのだ。

 積極的に知ろうとしなくとも、周囲でその手の会話が飛び交えば自然と幾つかの単語やその意味を覚えてしまう。
いわゆる耳年増というやつで、多少聞きかじった程度でしかない初春は具体的な何かが頭に浮かぶわけではないのだが、今みたいな言葉によってあれこれと妄想をかき立てられてしまうのである。

「口ではイヤと言ってるけど、体はしっかり反応してるよ?」
「だ、だから佐天さん」
「初春はいやらしい子だね」
「もう、佐天さん!」

 花飾りの少女は反省を促すための振りを続けることも忘れて、すっかり佐天のペースに引き込まれていた。
目元は隠しようもない桜色で、耳も赤くなっている。

 当然、この機を逃す佐天涙子ではない。
ここぞとばかりに攻め手は一気呵成に前へと出た。

「ふむ」
「ふぇっ?!」

 肩に置かれていた手がするりと脇の下から胸の膨らみへと回されて、初春は目を白黒させつつ声を詰まらせる。
興に乗った佐天はなだらかな双丘の感触を確かめるように、服の上からまさぐり始めた。

「あれ、ここはよく凝ってるね。張りがあるよー?」
「ひゃっ!?」

 続いてかぷ、と耳たぶを甘噛みされた花飾りの少女はたまらず声を裏返らせるも、胸元で円を描くように動く手のひらを打ち払って叫ぶ。

「ここは肩じゃないです!」
「あれ? おかしいなぁ、私ったらいつの間に」

 どう考えてもわざとやっているに決まっている。
しかし、悪びれることのなく呵々と笑う友に、初春は文句を言うことができなかった。


「そういえば、水着はもう買った?」
「いえ、まだなんです。いくつか気に入ったものは見つけてるんですけど、絞り込めてなくて」

 ずず、と茶をすすりながら言う初春の隣で、佐天は椅子の背に体を預ける態勢で前脚を浮かせており、足でバランスを取りながらうーん、とつぶやいてパチンと指を鳴らした。

「じゃあ、今度セブンスミストに行こうよ。もう品揃えは戻ってるでしょ?」
「ええ。再開セールもやってますし、この後、さっそく行ってみましょう」
「そうこなくっちゃ。売りきれて、ダサいのしかなかったら最悪だもんね」

 店の規模が大きいからといって油断はできない。
何しろここ学園都市の住民は大半が学生であり、よほど変わった趣味を持っていない限りは目当てのものは他の人とかぶりやすい。
せっかくの海やプールも、スクール水着では授業の延長としか思えずテンションが下がってしまう。

 遊びに行くからには、相応の格好を整え非日常を満喫したい。
言葉に出さずとも、それは彼女たちにとって共通の認識だった。

「あとは、体の問題だね」
「体、ですか?」
「うん。ほら、露出度が上がるから、きっちりとケアもしなくちゃいけないじゃん」

 佐天は左腕を真上に持ち上げると、二の腕から脇の下にかけてすいと二本の指で撫でながら言う。

「濃くはないけど処理しないわけにはいかないからね。誰に見られるわけでもないんだけどさ。そこんとこ、初春はどうしてるの?」
「私は特に必要がないので何も」

 あっさりと答えた初春は、直後、想定外の質問を並べられてぎょっとするハメになった。

「え! まさか、腋毛を放ったらしにしたままプールサイドに出ようっての? 上級者向けのプレイだなぁ」
「違います! というか何ですかプレイって!」

 罰ゲームだろうか。それとも別の何かであるのか。
探るような目を向けてくる友人に花飾りの少女はあわてた口調で応えてから、言いにくそうにぽつりともらした。

「まだ生えてないんですよ、私」
「へ? 生えてない?」

 意外な発言に、今度は佐天が目を丸くする。
性徴の進展は個人差が大きい。そう知ってはいても、人は己を基準に判断するものだ。

「ちょ、ちょっと佐天さん! 声が大きいです!」

 立てた人差し指を唇に押しつけて、初春は小声で怒鳴るという器用な真似をしてみせた。
そう。ここは寮の一室ではなく、風紀委員の支部なのだ。
これは見ず知らずの者が現れる可能性を怖れての発言ではない。
むしろ、よく知った人間にこそ漏らしたくない情報なのである。

 しかし、

「いつ誰が来るかわからないんですよ。聞こえちゃったらどうするんですか」
「まったくですわ。初春に毛が生えていない話など、聞かされてもちーっとも嬉しくありませんのに」
「本当ですよ……って」

 背後から聞こえてきた声に、花飾りの少女は度肝を抜かれて弾かれたように振り返った。

「鳩が豆鉄砲を食ったような顔とはまさにこの事ですわね」

 いつの間にやって来たのだろう。
そこには呆れ顔の白井黒子が頬に手を当てたポーズで立っていた。

「しししし白井さん?! いつの間に来たんですか?!」
「つい今しがた、ですわ。来て早々、初春の無毛宣言を聞かされてげんなりしていますの」
「無毛宣言、って……」

 多少の驚きはあったようだが、自身の秘密がばれたわけではない佐天はすぐにいつもの調子を取り戻し、わなわなとする初春の肩にポンと手を置いた。

「いやあ、ごめんごめん。でも大丈夫、誰にも言わないから」
「当たり前です!」

 恥じらいのあまり、髪飾りの少女は目を潤ませていた。肌はピンクに上気しており、呼気も荒い。
それでも艶めいて見えないのは、あどけなさを残す面立ちとかわいらしい声のせいなのだろう。

「でも、それってマジの話?」
「はい、本当です。第一、こんなことで嘘を言ってどうするんですか」
「そりゃそうか」

 佐天は悪戯心にあふれていても、意地が悪いわけではない。
あまりやり過ぎると、本当に泣いてしまうかもしれないと考え、矛先を収める事にした。
白井もそのつもりであるらしく、目が合うと小さく肩をすくめる。

「そういう人がいるとは聞いていたけど」
「実際にいるものなのですわね」

 その後、初春が落ち着きを取り戻すのを待って、三人はセブンスミストに水着を見るべく足を運んだのだった。


(なかなかいい品が揃いましたわ。帰ったらさっそくお姉様に見ていただいて、と)

 自室の前でぐふふと見るからに邪な笑みを浮かべて身もだえする白井の姿は、寮監の目に触れれば厳しく詮議されかねないものだったが、廊下に人影はなかった。

(そのまま肌を重ね合わせるもよし。イチャイチャするもよし。嗚呼、嗚呼、嗚呼……!)

 めくるめく妄想の世界に迷い込んだツインテールの少女を止める者はおらず、表情は崩壊の一途をたどり、やがてわいせつ物陳列罪の適用を受けてもおかしくないレベルに到達、このままでは学園都市に張り巡らされたセンサーのいずれかが不穏な何かを感知し、警報が鳴るのではないかと思われたその時、緩みきったそれが不意にすっと引き締まる。

(こっそり中に入って、いきなり水着姿で現れて驚かせるのも一興ですわね)
 白井は扉のすぐ内側に人のけはいがないことを確認すると、能力を行使して室内へと空間移動(テレポート)した。
選んだ場所はトイレの個室で、念のため天井近くに出現してから床に転移する。

(音を立てないよう、気をつけなくては)

 肌に触れる万物を任意の場所に移す事ができる能力は、実に勝手がいい。
たとえば今、着替えるために窮屈な思いをしながら一枚ずつ制服を脱ぐ必要はなく、着衣をすべて空間移動で脱いでしまえるのだ。

 ツインテールの少女は鞄を脇に置くと、ものの数秒で水着に着替えてしまった。
ビキニタイプの、線で構成されているようなものである。
さすがに胸の頂や股間を覆う布地は多少の面積を有しているものの、極限まで肌が隠れるのを抑えた作りになっていた。

(準備完了ですわ。あとはお姉様と甘いひと時を過ごすだけ……ふふ、うふふふふ)

 だらしなく緩む口の端を手の甲でぬぐうと、白井はこっそりと扉を開けた。
どうやら美琴はベッドのそばにいるらしく、微かな物音が聞こえてくる。

 あとは彼女のそばまで移動するだけだ。

 だが、ツインテールの少女が飛んだ先に待っていたのは、予想もしない光景だった。

「お……」

 お姉様、と言いかけた白井は声の目は点になり、ベッドの上で股を広げ、手鏡で露になった自身の股間を覗き込んでいた美琴もまた、絶句する。

「おおおお姉様、一体何をなさって……!?」
「へ……って!」

 叫び声で我に返ったか瞬間湯沸かし器のように耳まで赤く染め上げた電撃使いの少女は、手にしていたものを放り出し引き寄せたシーツで体を隠した。

 ツインテールの少女は反射的に手鏡をキャッチして、それから、沈黙が落ちる。
数秒、いや、数十秒。あるいは数分だったのかもしれない。

「ええと」

 静まり返った部屋で立ち尽くしていた白井は、都合三回、口に出そうとして飲み込んでしまった台詞を、ようやく声にする事ができた。

「一体どうなさったんですの、お姉様」
「ここここれには深い事情が」

 それはそうだろう、とツインテールの少女でなくとも思ったに違いない。
何の理由もなく自分の下腹部を入念にチェックする者は、よほど変わった性癖の持ち主か、確認すべき何かがある時だろう。

「そのね。あの、ん、と」

 美琴は半ば立てた膝に顔を埋めるようにしながら、こう言った。

「……みたいなの」
「今、なんと仰いました?」

 白井はかすれた声で、問う。一瞬、聞き違いかと思ったのだ。

 しかし、そうではなかった。

「生えたのかな、と思って確認したんだけど」
「まあ……!」

 ツインテールの少女は消え入りそうな先輩の台詞を皆まで聞かず、興奮の面持ちで手を組み合わせると、

「お赤飯ですわね!」

 諸手を挙げて万歳を連呼し始める。
計画のことなど意識から完全に飛んで、めでたいという気持ちだけが彼女の心を包み込む。

「本日、お姉様はとうとうレディーへの階段を一歩上られたのですわ! 何とめでたい日なのでしょう。我がことのように、いえ、それ以上に喜ばしい話ですの」

 くるくると跳ね回って喜びを示す白井に、常盤台のエースは言葉をかける事ができなかった。
下着から出てきた毛はたまたま髪が縮れたもので、実際には無毛のままなのである。

(……大げさなんだから、まったく)

 ただ、この露出過多なルームメイトがどういう理由で嬉しそうにしているかを考えると、美琴としてはそれほど悪い気はしないのだった。

ver.1.00 09/11/16
ver.1.98 13/9/29

〜とある乙女の桃色遊戯・舞台裏〜

 白井黒子の舞は、唐突に終わった。
ゆっくりと振り向いた彼女はの唇は護衛のつかない商隊を見つけた山賊のように三日月を描き、必死で興奮を抑えようとしているらしく不自然にひくついている頬が何とも薄気味悪く映る。

「ところでお姉様。大人への階段を上り始めたことですし、わたくしと……」

 そうした後輩の発言を美琴は迷いなく切って捨てた。

「お断りよ」

 ぴしゃりと言い放たれたその語に、ツインテールの少女は己の欲望を丸写しにした表情で小首を傾げる。

「まだわたくし、何も言っていませんのに。何がダメですの、お姉様」
「ダメなものはダメよ。交渉の余地はないわ」

 真顔とはいかなくとも、せめてもう少し内心を隠すことができていればよかったのだが、いかんせんこうも下心が表に出てしまっては何の説得力もない。

 もちろん常盤台のエースは身の危険に対し、手をこまねいているわけではなかった。
会話を交わしながら、密かに空いた手で下着を探しているのだ。

(……どこよ、ああ、もうどうして見つかんないのよ!)

 あわててシーツで下腹部を覆い隠したために、手近なところに置いてあったはずのショーツがどこかへ紛れ込んでしまって見つからないのである。

「お姉様、何やらお困りのご様子。この黒子めに何なりと申し付けてください。お手伝いいたしますわ」
「だからいいっつーの! 本気だからね? それ以上近づいたら一0億ボルト、叩き込むわよ」

 白井は感情の高ぶりに応じて美琴の前髪がバチッと青い火花を散らすのを見て、表向きは従うそぶりをみせることにしたのかぴたりと足を止めた。

「わたくし、どうしてお姉様があわててらっしゃるのかまったく見当がつきませんわ」

 嘘八百、ここに極まれり。

「だまらっしゃい!」

 語気の強まりと共に、美琴の放電はますます激しさを増す。

「いい? そこから一歩でも近づいてみなさい。アンタを消し炭にするから」
「あらあら、どうしたんですのお姉様。寒いのでしたら、黒子が温めて差し上げますのに」

 ツインテールの少女はニヤリと笑い、一歩足を踏み出した。

「寒いのはアンタの頭の中身よ! って、こら、近づくなって言ってるのが聞こえないわけ!?」
「聞こえていますわ、しっかりと」

 しかし、雷撃は放たれない。激しく動揺しているせいか、電撃使いの少女は非難の言葉を口にするばかりだ。

「ちょ、寄るなバカ黒子!」
「何を言ってますのお姉様!」

 白井は大胆にも一挙に彼我の距離を詰めると、早口にまくし立てた。

「寄るなと言われて寄らない方がよほどの阿呆ですわ。据え膳食わぬは風紀委員の恥! お姉様の雷……その熱い想い、余さず受け止めてみせますの!」

 突っ込みどころが多すぎて逆に指摘し難い宣言の後、ツインテールの少女は空間移動の能力を行使して美琴の背後に回り込み、次のように言って笑いかけたのである。

「はい、お姉様」
「……え?」

 てっきりそのまま押し倒しにくるとばかり思っていた電撃使いの少女は、柔らかな表情と共に差し出された自分の下着と白井を等分に見ながらぱちぱちと瞬きをした。

「わたくしが、無理やりお姉様をどうにかするとでも思いましたの?」
「……黒子」

 美琴は眉尻を下げて、目と口元を弓にする。
それから、音が聞こえそうなくらいにくっきりとこめかみに青筋を浮かべて叫んだ。

「そういう事を言いながら私の股間を触ろうとするな、このド変態がァ!」
「ごばァッ」

 ひねりを効かせた美琴の打撃は不届き者に命中、見事沈黙せしめたのだった。

 その後、縛り上げられた白井の縄は、一晩中解かれる事はなかったという。



 佐天さんと初春の百合話と思いきや、美琴エピソードへの前振りでした。
色々と突っ込みを受けそうな展開ですが、お楽しみいただければ幸いです。
ところで、佐天さんってこういうことを平気でしそうだと思いませんか?
私の中では違和感がないのですが、皆さまはどう感じていらっしゃるでしょう。

 さて、初春は当然として美琴はまだ生えていない(あるいは体質か)説を唱えてみます。
慎ましく、というのもおかしくはないですけれど、ね。
そして、女の子同士のあけすけな(佐天さんと黒子が突出してるだけかもしれません)会話は、同じ年頃の男子が聞けば引きかねないかな、と思いながら書いていました。

 ところで、ふと気が付いたのですがめでたい=お赤飯というのは昭和生まれの発想なのでしょうか。

 それでは、再び皆さまとお会いできることを祈りながら。



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